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【Q】肝障害患者への投与は?

【Answer】

アルコール性肝硬変を有する外国人肝障害患者に経口投与した試験で、健康成人に対してAUCおよびCmaxが約2倍に上昇しています。本剤の主排泄経路は胆汁排泄だと考えられ、肝障害又はその既往歴のある患者は慎重投与となっています。また、「用法及び用量に関連する使用上の注意」として次の記載があります。

肝障害のある患者では、本剤の血中濃度が上昇したとの報告があるので、1回200mgへの増量は必要最小限にとどめること。やむを得ず1回200mgに増量する場合には、観察を十分に行いながら特に慎重に投与すること。

薬物動態パラメータ(エンタカポン200mg経口投与)

肝機能障害患者
(n=10)
健康成人
(n=7)
p値
Cmax(ng/mL) 2,206±774 1,418±1,048 <0.05(一元配置分散分析)
Tmax(h) 1.1±0.5 1.3±0.8 NS(Friedman分散分析)
t1/2(h) 0.8±0.3 0.8±0.6 NS(一元配置分散分析)
AUC0-4(ng・h/mL) 2,800±1,088 1,449±661 <0.01(一元配置分散分析)
バイオアベイラビリティ(%)* 55.5±18.1 31.9±13.4 <0.01(一元配置分散分析)

* 同一被験者における25mg静脈内投与の血中濃度を用いて算出


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