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パーキンソン病の初期では、レボドパ合剤の服用後、その効果がきちんと得られる血中のレボドパ濃度の範囲(治療域)が広いため、問題は起こりません。
しかし、パーキンソン病が進行すると、効果が得られる血中のレボドパ濃度の範囲(治療域)が次第に狭くなってきます。そのため、レボドパが効きすぎたときにはジスキネジアが、効いていないときにはウェアリング・オフが現れるようになり、その頻度は病気の進行とともに高まっていきます。
つまり、ウェアリング・オフは自然に治ることはなく、むしろ悪化する傾向にあり、日常生活に極めて悪影響を及ぼします。したがって、ウェアリング・オフの出現に気付き次第、担当医に相談し、ウェアリング・オフに対する治療を早期に開始することが重要となってきます。