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パーキンソン病用語集

医師がパーキンソン病の合併症について話す時に使用される「医学用語」を解説いたします。

ON(オン)時間
レボドパを含む薬物治療が効いており、パーキンソン病の症状が全体的によく軽減できている状態を表します。

OFF(オフ)時間
レボドパを含む薬物治療が効いておらず、ふるえる、全身がこわばる、手先が不器用になるなどの症状が再び現れている状態を表します。

ウェアリング・オフ(Wearing-off)現象
1回のレボドパの服用から得られる症状改善効果が次第に弱まり、次の服用時間が来るまで、効果が持続しない状態を表します(この感覚は、自動車が徐々に燃料切れになっていく様子に例えられます)。そのため患者さんは、「次の服薬をもっと早めにしなくては・・・」と感じることがあります。

ディレイド・オン(Delayed on)現象
レボドパの服用後、薬が効いてきたと感じるまでに、今まで以上に長い時間がかかっている状態を表します。

オン/オフ(On-off)現象
レボドパの服用時間に関係なく、予測できないパーキンソン病症状の変化が現れている状態を表します。突然、動きがよくなったり(通常、ジスキネジアを伴います)、急に症状が再発して動きが悪くなったりすることを繰り返します。

すくみ足
短時間(数秒~数分)の間、突然、歩行の足運びが悪くなり、足が床に糊付けされたように、歩みが一点でとどまってしまうことを表します。すくみ足が頻発するのは、歩き始める時、狭い場所で体の向きを変える時、または出入り口を通過する時です。

ジスキネジア
パーキンソン病治療の長期化とともに生じる、通常とは異なるひねりや回転運動を伴う「舞踏様」の動きを表す用語です。このような不随意運動(自分の意思とは異なる動き)は、多くは血液中のレボドパの濃度に関連しており、一般に「ウェアリング・オフ」とほぼ同時に現れます。

ジストニア
長時間にわたって筋肉に不随意な収縮が生じるため、通常とは異なる体位または姿勢になり、多くは足に生じます。ジストニアは、ON時間またはOFF時間のどちらか、あるいは両方で生じます。特に、「早朝ジストニア」とは、朝、最初の薬を服用する前の早朝に生じる筋肉のこわばりのことを表します。

ノバルティス ファーマ「『ウェアリング・オフ』かもしれません!」(監修 近藤智善先生)より

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